2011年03月11日

霧島連山・新燃岳噴火災害支援レポートNo.21

3月5日から現地で活動している被災地NGO恊働センター・
ボランティアの法化図(ほけず)知子さん、
3月9日より合流した中越・KOBE足湯隊(事務局=同センター)の
頼政良太から、現地レポートをお届けします。

共に活動しているため重なる部分もありますが、それぞれの視点からの
報告を掲載します。

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現地レポート
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<3月9日>
●法化図さんの報告
午後2時頃、先日うかがった椎茸農家のHさんにお会いし、農業支援のお話をしました。

使えるかはわからないけれど、干し椎茸に加工中とのことです。商社には300〜500円位でしか買い取ってくれないだろうと言われていましたが、経済連が頑張っていて3000円程度は値段がつくかもという話もあるようです。

その後、一時間だけですが、3人 で椎茸を廃棄する作業をしましたが、第一世代の巨大椎茸はまだまだあり、人手を必要としています。椎茸に関してはこの2週間くらいが山場ということです。

また、青山学院大学の学生が作業をしたMさんより、Hさんをご紹介いただきました。Hさんは一人暮らしで、灰かきの手が必要ということです。Mさんは青学生に手伝ってもらって助かったので、他に困っている人にも声かけしていただいているようです。

夕方には正定寺の尼子さんと今後のボランティアさんの募り方などをご相談等させていただきました。そのなかで、近隣のお寺より椎茸農家の手伝いをお願いできないか呼び掛けてもらいました。

地元や近隣の方にボランティアとしてきていただけるような呼び掛けが大切になってくると思います。


●頼政の報告
今日は、午前中に高原町や小林市の高校や中学校を回り、ボランティアの募集を
お願いしました。その中で、さっそく小林高校が反応してくれました。ボランティア保険の関係や足の問題などはありますが、そこをクリアすれば動いてくれそうです。今は、ニーズがたくさん上がってきているけれど、なかなかこなせていないという状況なので、高校生のボランティアがたくさん来てくれればと思います。

午後からは椎茸農園の方のお手伝いをしました。
灰をかぶってしまった椎茸は取り除いたけど、その後に出てきたしいたけも原木に灰がついているために根元の部分に灰がついてしまっているという状態でした。

今は降灰の影響で手が回らず、大きくなりすぎてしまった椎茸を取り除くという作業が必要だそうです。そうしないと、椎茸が養分を吸いすぎてしまって、次の椎茸に影響があるそうです。椎茸は、今後の2週間が勝負というお話もありました。

また、午後に一軒、ボランティアに来てほしいという新しいお宅を訪問しました。一人暮らしのお母さんのお宅で、灰が多すぎて一人では作業出来なくて困っていたようです。雨どいは何とかやったけど、その下に積もった灰が全く手をつけられていない状態でした。雨が降るとドロドロになるし、天気が良ければ灰が感想して舞ってしまい部屋の中にも入ってしまうという状況です。

こういったニーズはまだまだ訪問活動などを通じてどんどん出てきそうです。今後もニーズは拾っていく必要があるなぁと感じました。

明日は、上がってきているニーズのお宅すべてに、もう一度連絡を取る予定です。ニーズは聞いているのですが、なかなかお手伝いに行けていない状況なので、そこはキチンと説明するつもりです。

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関連活動報告
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●東京ミッドタウン「宮崎県応援チャリティーイベント」に参加しました

被災地NGO恊働センターは、3月5日(土)、6日(日)、
東京ミッドタウンで行われた「宮崎県応援チャリティーイベント」で、
新燃岳支援活動の写真展をさせていただきました。

多くの方がお立ち寄り下さり、写真を見ながら被災地を心配したり、
「応援しているよ!」という声を届けて下さいました。

会場では募金も行われ、集まった53,360円を、
被災地NGO恊働センターの新燃岳支援のための
ボランティア活動資金としてご寄付いただきました。
ご協力ありがとうございました!
*東京ミッドタウンの同イベント紹介ページ http://www.tokyo-midtown.com/jp/event/2011/5052.html

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被災地NGO恊働センター
代表 村井雅清
連絡先:神戸市兵庫区中道通2-1-10
TEL 078-574-0701
E-mail:ngo@pure.ne.jp
振込口座:郵便振替01180-6-68556
口座名義:被災地NGO恊働センター
通信欄に「新燃岳」と書いて下さい。


posted by 被災地NGO恊働センター at 09:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月10日

霧島連山・新燃岳噴火災害支援レポートNo.20

3月5日から、被災地NGO恊働センター・ボランティアの法化図(ほけず)知子さんが、高原町で活動しています。
法化図さんの現地レポートをお届けします。

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現地レポート
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<3月8日(火)>
Hさんの椎茸農園にうかがい、被害状況や要望をうかがいました。

灰をかぶった椎茸を2世代捨てて、木の洗浄をしなければいけないようですが、人手が足りないとのこと。普段手伝ってくださる方も、自分の家のことで手一杯で、ここの作業にこれない。だから、人手が足りない。とにかく一人でも多く人手がほしいとのことでした。収穫のピークがちょうど1/28頃だったが、この被害。今年は無収入になる可能性が高いとおっしゃられていました。

家は手付かずのままだけど、先に椎茸を!といわれ、学生7人が椎茸の廃棄作業しました。
いしづきに灰が引っ付いていても、とても美味しいので、捨ててしまうにはかなり勿体ない感じがします。
ブランドをもっているから、健康被害が起きてはいけないので、使えないとおっしゃられているとはいえ、なんとかならないかと思いました。

12〜13時に役場での足湯に参加しました。役場の女性3人にさせていただきました。一人はリピーターの方でした。各地からのおみあげも喜んで持ち帰られていました。
posted by 被災地NGO恊働センター at 15:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月08日

霧島連山・新燃岳噴火災害支援レポートNo.19

3月5日から、被災地NGO恊働センター・ボランティアの法化図(ほけず)知子さんが、レスキューストックヤードの加藤さん・大谷さん、青山学院大学の学生さんとともに高原町で活動されています。
法化図さんの現地レポートをお届けします。

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現地レポート
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●「永代経」(法要)で足湯をしました
<3月6日(日)>
光明寺では毎月6日に行われている行事「永代経」で70〜80名が集まるとお聞きしていましたが、あいにくの天気にも関わらず、100名以上が集まりました。

永代経の前に集まった方に足湯をしていただいたり、永代経の後にも体験していただきました。年齢層は厚く、幼稚園生から80代までの方が参加されました。皆さん気持ち良さそうにされていて、涙を浮かべられたり、コートを学生に着せてもらったおばあちゃんはこんなのはじめてと照れながら、喜んでいました。

学生の中には雨のなか本堂まで移動しているのを見かけると、傘を差して差し上げたりしていて、それぞれが、それぞれのよさを発揮していたし、地元の方も喜んでました。

お寺からお食事やお茶がふるまわれるサロンはとても賑わい、全国から応援にと届けられたおみやげも大盛況でした。なかでも大阪からのお好み焼きセットはあっという間になくなりました。学生さんたちが作ったおもちは、メッセージとともに参加者に配られ、こちらも大好評でした。

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活動予定
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●足湯隊派遣
中越・KOBE足湯隊より、頼政良太(神戸大学)を高原町に派遣します。
頼政は2月14〜17日、2月28日〜3月4日に続いて3回目の現地入りです。
posted by 被災地NGO恊働センター at 17:48| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月07日

新燃岳噴火−山と生きる−レポート16

<レポート16>
「霧島降ろし」という言葉がある。
避難所での足湯でよくこの言葉を聴いた。

常連さんのNさん(50代男性)は、「今は、高原から都城が大変やけど、春になったら小林が大変ばい。」と言う。この「霧島降ろし」とは、噴火した新燃岳を含む霧島連山から吹き下ろしてくる風の事で、この時期、東から東南へと風が吹いた事によって高原町や都城市に甚大な降灰被害をもたらした。3月頃から南からの風によって新燃岳の北東に位置する小林市に降灰被害の出る可能性がある。実際に2月14日の噴火によってこれまで降灰の被害の少なかった小林市に噴石が飛来し、車のガラスが割れるなどの被害が80件以上に上った。
                         (吉椿雅道 新燃岳を仰ぎながら)
posted by 被災地NGO恊働センター at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月05日

霧島連山・新燃岳噴火災害支援レポートNo.18

2月28日(月)より高原町に入っている中越・KOBE足湯隊(事務局=被災地NGO恊働センター)の頼政良太(神戸大学)は、昨日夕刻、現地を離れましたが、取り急ぎの追加レポートを送ってきましたのでお届けします。

レスキューストックヤードの加藤さん、青山学院大学の学生さんは引き続き9日まで活動を続けます。その後も、震災がつなぐ全国ネットワークのメンバーが交代で入り、3月末までは支援体制を続けていきます。

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活動レポート
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<3月4日>
今日も引き続き3班に別れて活動しました。
やはりまだまだ細かいところの作業が残っていて、部屋の中にも大量の灰が積もっている状況です。

また、役場との会談や足湯などをきっかけにして、役場からのお知らせとして、たかはるハートムや光明寺でボランティアを募集していることを広報してもらいました!
今後、役場とどういう連携をとっていくのか協議していく予定で、ぜひやり方などを考えて欲しいと役場から青学のT先生に要請がありました。
うまく行政とボランティアが連携できるような仕組みがつくれるんじゃないかと思っています。

明日も引き続き作業をするのですが、多くのボランティアを募集して神社の片付けをする予定です!

(中越・KOBE足湯隊 頼政良太)
posted by 被災地NGO恊働センター at 10:27| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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